構法建築から古代小麦のパン作りへ~伝統私が古代小麦を選ぶ理由~
伝統構法建築との出会いとその衰退の理由
私は長年、伝統構法建築に携わり、その魅力に深く惹かれてきました。しかし、この素晴らしい建築技法がなぜ現代で主流から外れてしまったのか、調査を始めました。明治維新以降、西洋文化が積極的に取り入れられ、日本の柱を主体とした建築は、西洋の壁を主体とした建築に取って代わられました。現在の筋交いや合板の耐力壁がその象徴です。この変化の背景には、柔剛論争の末、剛構造が主流となり、伝統構法が隅に追いやられた歴史があります。さらに、住宅メーカーや資材メーカーの利益を優先した建築基準法の制定により、使い終えた後は廃棄物となる建材が多用されるようになりました。このような商業主義が建築業界を支配し、本来の日本の建築美学や技術が失われつつある現状に疑問を抱いています。
他業界への視点と健康への目覚め
建築業界だけでなく、医療や食品業界にも商業主義が蔓延し、企業の利益が優先される現実があります。多くの人々がその影響を受け、不健康な生活を送っていることに気づきました。**「幸せの源は健康にある」と悟り、まずは自分自身の食生活を見直しました。調査を進める中で、「健康の鍵は腸にある」**と知り、食物繊維の摂取を意識した食生活へとシフトしました。その結果、私たち夫婦はここ数年、風邪ひとつ引かず元気に過ごしています。
古代小麦との出会いとその魅力
小麦と聞くと、「グルテンが心配」と感じる方も多いかもしれません。しかし、すべての小麦が悪いわけではありません。数千年前、人々は石臼で小麦を挽き、小麦粉を作り出しました。産業革命以降、大規模な小麦生産が可能となりましたが、保存性の向上のため、製粉業者は胚芽やふすま(ブラン)を取り除き、白くて柔らかな小麦粉を提供するようになりました。しかし、この過程で健康に良い食物繊維や栄養素も失われてしまったのです。現在、市場に出回っている多くの小麦粉は、品種改良や遺伝子操作によって生産性や加工適性が高められたものです。これらの小麦は、精製度が高く、栄養価が低下しているだけでなく、農薬の使用も増えたため、健康への影響が懸念されています。一方、古代小麦は遺伝子操作や過度な品種改良が行われておらず、栄養価が高く、消化にも優れています。例えば、スペルト小麦はビタミンやミネラル、必須アミノ酸を豊富に含み、ナッツのような芳醇な香りと風味が特徴です。また、エンマー小麦や一粒小麦なども、現代の小麦に比べてグルテン含有量が少なく、体に優しいとされています。
私たちのパン作りへのこだわり
私たちが使う小麦は遺伝子操作が進んでいない、古代小麦だけを使っています。その代表格のEngrain(一粒小麦)は12000年前から栽培され、世界最古の小麦と言われています。
もちろんオーガニックです。小麦粉は挽くと酸化しますので、生地にする直前で石臼で挽き新鮮な小麦粉だけを使っています。
美味しく食べるのは幸せです。
私たちの想いは、できるだけ体に良いものを美味しく食べていただけるように、工夫をしています。グルテンが少ないEngrainはパンが膨らみにくいですが、最大限に膨らむようにルバン管理をしています。
本物の味わいをあなたへ
美味しいものを食べることは、幸せの源です。私たちは、体に良いものを美味しく食べていただけるよう、日々工夫を重ねています。ぜひ一度、古代小麦のパンをお試しください。本場の味わいと、私たちのこだわりを感じていただけると思います。



コメントを残す