〜伝統構法の大工からパン職人へ 新たな挑戦〜
30年の大工人生と伝統構法
私は伝統構法建築で家を建てる大工で、これまで30年近く大工の道に携わり、多くの家を建ててきました。
熱い想いを持ち、ここ十数年は日本の元来の家の建て方である伝統構法建築を研究し、
手前味噌ながら、技術や思想は高いレベルまで到達したと思います。
私は、建築に加え、暖房機器であるセントラルヒーティングの輸入や農業などの広範囲な業務を行っていて、春からは数年間勤めた大工さんが独立開業するため、今後の後継者もいなく、一人で現場に出ながら他の業務をしていくことは困難だと感じていました。
頭上斜め45度30センチの奇跡「パン」が降りてきた
そんなある日、急に頭の右斜め上45度の30センチ離れたところから「パン」が降りてきました。
元々、パンを焼くなんて思いもしなかった私が、「そうだ、パンを焼こう」と、思ったのです。
その時に、パンの指導霊さんが私の体についたのかもしれません。
思い立ったら即行動の私はパンを焼き始めました。
パン作りの「正解」を求め、フランスへ・・・
しかし、そもそもパンの「正解」とは何なのか?そんな疑問が浮かび、2024年、私はパンの本場であるフランス南部の田舎町にあるパン屋とコンタクトを取りました。
ただ、現地の職人たちとはなかなかスムーズに連絡が取れず、「本当に受け入れてもらえるのか…?」という不安がありました。それでも、「きっと大丈夫」と信じ、私はフランスへ飛びました。
フランスで学んだ、古代小麦と本場のパン作り
現地に着くと、そこには混じり気のない美しい景色と、温かく迎えてくれるスタッフの方々がいました。
さらに驚いたのは、そのパン屋が 十数種類もの古代小麦を扱う、世界でも珍しい古代小麦パン専門店だったことです。特に印象的だったのは、**Engrain(一粒小麦)**という世界最古の小麦。
これは、現代のパン小麦に比べて グルテン量が約1/4と低いため、膨らみにくい という特性を持ちます。そのため、ふっくらと焼き上げるには、職人技が求められます。そんな高度な技術を持つパン屋で学び、ついに 本場のレシピと製法を日本へ持ち帰ることに成功しました。

試行錯誤の末、ついに完成
帰国後、日本とフランスの気温や湿度の違いに悩まされながら、何度も何度も試作を繰り返しました。ようやく、納得のいくレベルに達し、「これなら本場の味を届けられる」と確信できるパンが完成しました。
本場フランスの味をあなたのもとへ
こうして誕生したのが、フランスで学んだ技術を詰め込んだ、本物のパンです。建築とパン作り、一見まったく違うように思えるかもしれません。しかし、どちらも「素材の力を最大限に活かし、健康的な生活を下支えされ、長く愛されるものを作る」という点で共通しています。もし、本場フランスの味を味わってみたいと思われましたら、ぜひ一度お試しください。ご注文も承っております。
あなたの食卓に、フランスの風を感じるパンをお届けできれば幸いです。
2025年2月28日 TroisPain 店主 小川芳治



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